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2017年04月26日
どうも!
2丁目の整骨院の”歩く加湿付きストーブ”
フナコシのブログ担当日です!
これまでの季節にピッタリ!(笑)
本日は交通事故、稀にスポーツにも起こる
「むち打ち」についてお話しします!
むち打ちは衝突した際に、頭の重みで
首が前後、左右にムチのようにゆさぶられて
首の周りにある筋肉、靭帯、腱、神経を損傷する症状です!
そのムチ打ちにも種類があるのでそれをお伝えしようと思います。
1頸椎捻挫型
一般的にむちうち症の70%が頸椎捻挫型と言われております。
首、肩、背中などの痛みや動きの制限があるが、神経症状である腕、手などの痺れが無い、もしくは一過性なのが特徴です。
予後も1番良好とされています。
2神経根型
首、肩、背中の痛みや可動域制限に加えて、頸椎から出ている神経を痛めてしまい腕、手などに痛み、痺れが発生するのが特徴です。上を向いたりした際に手、腕の痛み、痺れが強くなればこの傷病が疑われます。
3脊椎神経型
頸椎にある脊髄が損傷してしまい、病的反射、深部腱反射が亢進などの脊髄症状が伴います。
下半身に知覚障害や痺れなどが出現して歩行困難になることが特徴です。
便や尿が漏れてしまう又は出にくくなればこの傷病が強く疑われます。
しかし、この場合は骨折の無い脊髄損傷と考えられてむち打ち症の分類されない事が一般的になってきました
4バレ・リュー型
首、肩、背中の痛みや可動域制限に加えて、自律神経・脳幹の症状が発生します。
具体的には頭痛、吐き気、めまい、耳鳴、目の疲労等の症状が首の痛みと共に現れます。バレ・リュー症候群には4つの発生機序があります。
①首の深部受容器の異常興奮とそれに伴う脳幹機能障害
②椎骨動脈周囲の交感神経刺激
③椎骨動脈血流不全による脳幹の血行不良
④頸部筋の過緊張が原因となって自律神経、脳幹の機能異常が引き起こされます。
5神経根+バレ・リュー型
首、肩、背中の痛みや可動域制限に加えて神経根型の症状とバレ・リュー型の症状が発生します。
シビレ、放散痛、筋力低下などの末梢神経の症状と頭痛、めまい、吐き気、耳鳴、目の疲れなどの自律神経、脳幹の機能低下の症状が同時に引き起こされます。
6胸郭出口症候群
首、肩、背中の痛みや可動域制限に加えて、斜角筋の瘢痕性繊維化などにより腕神経叢や鎖骨下動脈の絞扼により腕や手のシビレ、痛みなどの症状が発生します。
神経根型とよく似た症状ですが絞扼を受けている部位が違うので治療法も異なります。
その鑑別診断は徒手検査によって判定することが可能です。
7脳脊髄液減少症
近年提唱されてきている傷病です。
交通事故の衝撃によりくも膜が裂けてしまいそこから脳脊髄液が漏れて、頭痛を始めとする自律神経の症状が出始めるのが特徴です。天候が悪くなると症状が悪化したり、横になると頭痛が軽減したりするようであればこの傷病が疑われます。
とまあ、「むち打ち」といってもこれだけ症状があるので
治療法も変わってくるはずです。
しかし、他院へ行っても
「レントゲンでは異常はないです」
「電気して牽引するだけ」
「湿布と痛み止めくれるだけ」
「安静にして、また二週間後に来て」
「もう痛くないやろ?治ってるはずや」
いやいや、治る訳ないでしょ(笑)
コレは僕が実際に受けた体験です。
被害者なのに、痛いのに、
めっちゃ辛いし、悔しかったです!!!
そんな患者様を一人でも救いたい!
なので交通事故で悩んでいる患者様は
是非「2丁目の整骨院」へお越し下さい(^_^)
痛みの相談はもちろん!
保険会社とのやり取りも弁護士の先生との連携がありますので、安心して下さい♪
次回はむち打ちの「治療法」についてお話しします(o^^o)