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2017年08月04日
はい、宮川です。。。
もうブログの順番がきてしまいましたΣ(・□・;)
今日は後縦靭帯骨化症の事について書いていきますね!!!
後縦靭帯骨化症とは?
脊柱の中を縦に走っている靭帯—後縦靭帯が骨化して、神経が圧迫されることによって神経障害を引き起こす病気のことです。。
脊椎の骨化する位置によって、頚椎後縦靭帯骨化症、胸椎後縦靭帯骨化症、腰椎後縦靭帯骨化症と呼び方が異なります!
なぜか、日本での発症例が多く、日本人の約3パーセントがかかる病気だとか……
男女比では2:1で男性に多く、50歳代以降で発症する方が多い。
この病気になる原因は、詳しく分かっておらず、
糖尿病や肥満体型の人におこりやすい傾向があるほか、遺伝的要素も関連しているといわれてます!
後縦靭帯骨化症は、症状の進行は人によってまちまちなため、気付かないくらい症状が軽い人も多くいます。
その一方で、首や背中の痛みやしびれ、筋力の低下、歩行障害や運動障害などの症状が現れる方もいるのです。そのため、専門医による適切な治療や手術、経過観察が必要になります。
どんな症状?
・まず始めに首筋や肩甲骨周辺、指先の痛みやしびれを感じます。
・症状が進むと痛みやしびれの範囲が広がっていき、足が思うように動かなくなる運動障害や、指先での細かい作業ができなくなる手指の運動障害が現れます。
・重症になると排尿や排便が難しくなる膀胱障害も起こります。
・頸椎後縦靭帯骨化症は黄色靭帯骨化症や前縦靭帯骨化症を合併しやすく、特に黄色靭帯骨化症を患うと、歩行時の下肢の痛みやしびれ、さらには歩行困難などが現れることもあります。
これらの症状は、すべての人に現れるわけではなく多くの人は、数年経過しても症状が悪化することなく初期症状すら現れないという人も多数います。
しかし、重症化すると大変危険な病気でもあります。
症状を全く自覚することなく、「ちょっと肩が凝ったな」と感じて受診をしたら頸椎後縦靭帯骨化症と診断されたという人もいれば、急に麻痺が現れる人もいます。
症状の進行が人それぞれだからこそ、病院での適切な経過観察が重要です。軽症だからと経過観察を怠るのは危険!!!!
今回はこれくらいにて。
ありがとうございます( ^ω^ )
また次回もよろしくお願いします( ^∀^)