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2017年07月26日
どうも、最近アイスがやめられないフナコシです!
ちなみにクーリッシュが食べやすくて好きです(≧∀≦)
今回は「痛み」のお話しです。
痛み、すなわち疼痛は運動のパフォーマンスを下げるほかに、さらなるマッスルインバランスを引き起こし、疼痛の遷延が引き起こされます。
今回は、
疼痛機序と疼痛がどの段階にあるのかの評価についてです。
一般的な疼痛の機序を説明します。
まず、皮膚などの末梢組織に『痛み』刺激が加わると、その刺激が一次侵害受容ニューロンによって脊髄後角に伝えられます。
その刺激は、さらに脊髄に存在する介在ニューロン、脊髄前角に存在するα運動ニューロンと伝えられ、最終的に筋に伝わり、筋収縮していきます。
さらに『痛み』により筋肉が持続的に収縮すると、その部分は血管が圧迫され、血流減少による酸素欠乏や栄養障害となり、さらに乳酸の蓄積も生じ、アシドーシス(酸性)となります。
すると、障害部位の細胞から、ブラジキニンをはじめとした発痛物質などが産生され、新たな『痛み』が生じます。
また、交感神経(活動時・ストレス時・緊張時に興奮する自律神経)
も同時に興奮すると、血管が収縮し、さらに血流が減少してしまいます。
すると、前述の血流減少による障害に拍車をかけることになり、『痛み』の悪循環に陥ります。
以上の負の悪循環をざっくり言うと
疼痛→知覚神経の興奮→交換神経及び運動神経の興奮→血管収縮・筋硬直→末梢血流障害→
組織酸素欠乏・代謝産物蓄積→発痛物質の産生→疼痛→…の繰り返し
となります。
やみくもに、筋硬直がある部位を治療し筋緊張を取り除いたとしても、根本的な疼痛の原因が知覚神経の興奮によるものだとしたら、また疼痛が再発してしまうのは容易に想像が付きます。
なので当院では外傷性の痛みがあるものは
まずアイシングにて知覚神経・疼痛感覚を緩和・遮断することをオススメいたします^_^